2021年9月22日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国版サイトは、米国が新型コロナワクチンの接種を2回受けた渡航者の入国を11月より認める方針であると報じた。

記事は、米国で11月より新型コロナワクチンを2回接種済みで、飛行機に搭乗するまでの3日以内に新型コロナの陰性証明を持つ渡航者に対して、隔離なしでの米国入国を認める予定だと紹介。ホワイトハウスの新型コロナ対策調整官であるジェフリー・ザイエンツ氏が20日にメディアに対して「新たな規定は米国に到着するすべての航空便に適用される」と述べたことを伝えた。

また、規定は航空便で米国に入国する場合にのみ適用され、陸路での入国は対象外であるとしたほか、適用の対象となるワクチンの種類についてザイエンツ氏が「米疾病予防管理センター(CDC)の決定に基づく」と語ったことを紹介している。

一方で、米紙ニューヨーク・タイムズの20日付報道として、CDCスポークスマンのトーマス・スキナー氏が「世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに入っているワクチンであれば、接種したものとみなす」とコメントしたことを伝え、中国メディアからは「これは、中国産の2種類のワクチンを接種した渡航者も米国から『完全接種』とみなされ、11月以降に隔離なしの渡米が認められることを意味する」「今回の米政府の措置は、事実上中国のワクチンを認めるものだ」との報道が出ているとした。

記事は、現時点でWHOの緊急使用リストに入っているワクチンは、ファイザー製、モデルナ製、ジョンソン・エンド・ジョンソン製、アストラゼネカ製2種類、中国のシノバック製、シノファーム製の7種類だと伝えている。(翻訳・編集/川尻)