中国でレアアース企業の再編が行われ、「レアアース空母」が誕生する見通しだと中国メディアの観察者網が24日付で伝えた。

五鉱集団傘下でレアアースを生産する五鉱希土は23日夜、五鉱集団と中国鋁(アルミ)業集団、贛(カン)州市人民政府(江西省)がレアアース資産の戦略的再編を計画していると発表した。再編案はまた確定しておらず、当局の承認を得る必要もあるという。

五鉱集団と中国鋁業集団は、いずれも中国6大レアアースグループの一つで国務院国有資産監督管理委員会(国資委)が100%出資している。贛州市は有名なレアアース産地で、毎年世界の中重希土の70%がここで生産されている。

贛州市国資委が所有する贛州希土集団有限公司は、6大レアアースグループの一つである南方希土集団の株式約94%を保有している。そのため、記事は今回の再編が南方希土集団にも及ぶ可能性が高いとし、6つのうち3グループのレアアース資源が統合されれば、「レアアース空母」とも言えるスーパーレアアースグループが形成されるとの見方が出ていると報じた。

また、2020年基準で言えば、この3社でレアアース採掘量全体の43%を占めることになるとも伝えている。(翻訳・編集/北田)