新型コロナ感染症が落ち着きを見せる中迎えた国慶節(建国記念日、10月1日)に伴う7連休中、中国の消費者マインドも少しずつ増強されていることが示された。そのうち大きな割合を占める飲食消費も回復しつつある。第一財経が伝えた。

消費市場ビッグデータ実験室(上海)のモニタリングによると、今月1日から7日までの7連休中、上海市のオンライン・オフラインの消費総額は前年同期比16.0%増の765億8800万元(1元は約17.4円)で、2019年比でも12.8%増だった。7連休中、オフラインの業態別増加幅ランキングトップ3は、コンビニ、穀物・食用油・食品、ジュエリー・アクセサリーだった。同市商業圏別の消費額ランキングトップ3は、南京西路、南京東路、陸家嘴だった。

北京市商務局が重点的にモニタリングする百貨店、スーパー、専門店、飲食・ECなどの業態の企業の売上高は前年同期比7.6%増の63億元に達した。2019年比で20.5%増だった。7連休中、金融街商業圏、常営商業圏、東直門商業圏、太陽宮商業圏、双井商業圏の利用客数は前年同期比30%以上増だった。

上海市商務委員会が小売・飲食企業200社を対象に実施したサンプリング調査の統計によると、細分化された業界別では、7連休中の売上高は前年同期比9.7%増の57億7000万元で、2019年比で13.1%増だった。

デリバリープラットホーム・美団のグルメセットやクーポン券など、店に足を運ぶタイプの消費データを見ると、7連休中、美団のアプリを通じて、グルメを共同購入し、レストランで消費した利用件数は前年同期比49%増だった。口コミ投稿サイト「大衆点評」のアプリデータを見ると、7連休中、絶対に行っておきたいレストランランキングに入るレストランの注文数が前月比で50.8%増となった。

美団の統計によると、7連休中、都市別のグルメ消費ランキングトップ10には成都、北京、深セン、広州、武漢、重慶、上海、西安、杭州、長沙が名を連ねた。そのうち、長沙は初のランク入りとなった。その他、南昌のグルメ関連の消費件数は前年同期比128%増と、中国の主な大都市の中で、増加幅が最大となった。昨年、新型コロナウイルス感染症の深刻な打撃を受けた武漢は、前年同期比101%増だった。

飲食のジャンル別に見ると、火鍋は7連休中、注文数が最も多かった食事のジャンルとなり、そして急速な増加ペースを保ち、前年同期比29.9%増だった。また中国各地の観光客も火鍋を選んでいることは注目に値する。美団のアプリの飲食検索データを見ると、各省・市の人気検索ワードトップ5には、ご当地グルメやブランドがたくさんランク入りしているものの、「火鍋」がランクインしているケースも多く、またその順位も上位を占めているケースが多かった。

実際に足を運んで火鍋を食べる人が増加していることに加えて、家で「火鍋」を食べる消費者も増加している。美団の食品購入データを見ると、7連休中、一線都市の火鍋系の購入件数が前月比でいずれも増加。火鍋の購入件数は、広州が78%増、深センが65%増、上海が34%増、北京が26%増だった。うち1日から4日までの4日間だけを見ると、広州の消費額が最高だった注文が火鍋の食材で、合計800元だった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)