中国の駐ロサンゼルス総領事館は現地時間8日付で、ロサンゼルス国際空港に到着した中国人留学生の多くが、米国への入国手続き時に不当な扱いを受けているとして、注意を喚起する文章を発表した。

文章によると、中国人留学生の多くが入国管理官から、米国での学習目的、過去の学業成績、就職した経験の有無、さらには懲戒処分を受けた経験の有無、実験室のデータを盗んだことがあるかどうかなどを、繰り返し尋問されている。

また、威嚇や脅しを受けたり、数十時間を超えて身柄を拘束され、結局は入国できずに中国に戻らざるを得なくなった事例もあり、米国から出国して再入国する際に、所持していた個人の電子機器を没収された中国人留学生もいたという。

中国駐ロサンゼルス総領事館は同件について、さまざまな口実を設けて中国人留学生に不当な制限を加えて迫害することをやめるなど、米国側に対して誤りを是正するよう厳重に抗議したと表明した。

総領事館は一方で、海外留学者に対して、安全意識を高め、外国に出入国する際に遭遇する可能性があるリスクに注目し、防止策を強化し、適切に対応するよう注意を喚起した。

さらに、ロサンゼルスから出入国する中国人留学生が緊急事態に遭遇した場合には、駐ロサンゼルス総領事館にただちに連絡して助けを求めるよう呼びかけた。(翻訳・編集/如月隼人)