2021年11月2日、韓国・聯合ニュースは「世界の人々が気候問題の解決を目指すために集まる場で、日本は11年に震災の被害を受けた福島を宣伝している」と報じた。

記事によると、1日から英国で開催中の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)では、各国や団体が展示スペースを設置。日本の「ジャパン・パビリオン」は入口から最も近い場所にあるといい、「一番手前に展示されているのは福島県についての宣伝物」だという。

スペース内のモニターでは東日本大震災の映像が流れ、その横には、「震災から10年が過ぎた福島、次のステージへ」と書かれた案内文が掲示されているとのこと。記事は、「案内文は『福島県が放射性物質の除染作業や環境再生事業を世界的に前例ない規模で行ってきた』と説明した後、突然『福島県2050カーボンニュートラル宣言』について紹介している」と指摘。また、「満開の桜と共に写る城や、おいしそうな桃の写真が目立ち、イベントに参加すれば福島の特産品をプレゼントするとも書かれている」と伝えている。

さらに、「ジャパン・パビリオン」の近くには「Nuclear for climate」という原子力発電関連団体のブースが設置され、「小さなクマのゼリーサイズのウランがあれば、炭素の排出量を1トン減らすことができる」と宣伝しているとのこと。記事は「英国とブラジルの原発関連技術者だというボランティアスタッフは『原発はクリーンなエネルギーだ』と強調していたが、廃棄物処理に関して質問すると、『まだ解決法を探している』と言い、声が小さくなった」と報じている。

韓国のネットユーザーからは、「さすが日本人、どんなに鼻で笑われても堂々と主張することにかけては世界一」「福島の事故を経験しても原発の恐ろしさを無視して宣伝するなんて、日本人はどうかしてる」「何としてでも福島の放射能問題の深刻さをごまかしたいんだね」「原発のメリットしか見ていない。廃棄物の処理法が確立されていない以上、原発は時限爆弾も同じ」「炭素の排出量削減は温室ガスの発生を防ぐため。原発でどれほど温室ガスが排出されるか知らないの?」など、日本に対する批判の声が相次いでいる。(翻訳・編集/丸山)