2021年11月2日、韓国メディア・韓国経済は「現代(ヒュンダイ)自動車の高級ブランド・ジェネシスの米国市場における平均販売価格が6万ドル(約680万円)を超え、競合ブランドのレクサスを抜いた」と伝えた。

米国の自動車評価会社「ケリー・ブルー・ブック」によると、現地の完成車メーカー15社の9月の新車販売価格は平均4万5031ドルと集計された。前年比12.1%の急騰で、新車価格の平均が4万5000ドルを超えたのはこれが初めてだという。ブランド別に見ると、ジェネシスの平均価格が前年比29.7%上昇の6万87ドルを記録した。6万ドル突破はこれが初めてで、トヨタのレクサス (5万3316ドル)より6771ドル高く売られている。現代自動車(3万3390ドル)と起亜自動車(3万3036ドル)の価格もそれぞれ12.6%と11.5%上昇した。

ジェネシスの価格急上昇は、昨年9月には米国市場になかったGV80、GV70など高価格のSUV(スポーツ多目的車)が今年ラインアップに加わった影響が大きいという。米国では株式、住宅などの資産価値が急騰した上、求人難で賃金が上がったことで高級車の需要が急増したと分析されている。また、世界的な半導体供給不足による大規模な生産支障も、価格上昇の一因となっているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「すごいぞ、韓国車。日本車を必ず追い越そう」「大韓民国ブランドが世界を席けんしますように。応援してるよ」「ジェネシスが一番だ」「ノージャパン!」「サムスンがソニーを超えたように、現代自もトヨタを超えてくれ。韓国、万歳」などの喜びの声が寄せられている。

一方で「実際の販売数を見てごらん。米国でレクサスが10台売れている間に、ジェネシスは1台も売れてない」「日本車は米国で50万台売れているが、現代自は3万台だ。比較にならない。販売数では超えられない壁があるんだよ」「高いからレクサスより売れないんでしょ。大した車でもないのに値段ばかり高い車は米国市場では通用しない」「一度お試しで乗ってみてるだけ。次に買う時は絶対にレクサスだ」など、否定的なコメントも多く寄せられている。また「同じ車がなぜ韓国内で売られているものよりずっと安いのか」「国内販売用の車両より性能がいいし値段も安い」といった不満も多く見られた。(翻訳・編集/麻江)