文在寅(ムン・ジェイン)大統領の欧州歴訪中に日韓首脳会談が実現しなかったことを受け、韓国大統領府は11月3日、「首脳会談を含め、(日本との)対話は開かれている」と語った。4日付で韓国・聯合ニュースが報じた。

記事によると、韓国では英国グラスゴーで開催中の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で文大統領と岸田文雄首相が会談する可能性に注目が集まっていたが、実現には至らなかった。文大統領が全日程を終え、ハンガリーへ発つ数時間前に岸田首相が英国に到着したため、事実上対面が難しかったと分析されている。

これについて大統領府関係者は「岸田首相のCOP26出席は最終段階で決定され、グラスゴーでの滞在時間も非常に短かった。100カ国以上の首脳が参加する大規模な会議のため、両国首脳の動線が重ならなかった」と説明。「岸田首相の就任時に文大統領が電話で伝えたように、日韓関係の未来志向的発展に向けて共に努力するという立場に変わりはない」と主張したという。

また、10月30、31日にイタリアで開かれたG20サミットで、文大統領がバイデン米大統領と2〜3分間の対話を行ったことについては、「首脳会談は開かなかったが、朝鮮半島の平和について議論し、親交を深める機会になった」と評価。「文大統領は2020年5月のバイデン政権発足以来2度訪米し、大きな成果を収めた」とし、「その後も首脳会談での合意内容の履行や後続協議のため、両国は緊密にコミュニケーションを取っている」と語ったという。

韓国のネットユーザーからは、「文大統領の言葉は信じられない」「反日感情をあおって日韓関係を悪化させた張本人なのに、いまさら何を言っているの?」「日本は対話する気ないと思うよ」「『二度と日本には負けない』などと言って支持者を感動させてたけど、一度も勝てたことはない」「開いているのは中国に向けてだけでは?」「北朝鮮と中国にも開いてるけど…開いてるだけで努力はしていない」など、文大統領に対する批判的なコメントが多く寄せられている。

また、「2〜3分間の対話で朝鮮半島の平和について議論した?親交を深めた?これは完全にうそ」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)