2021年11月5日、韓国日報によると、韓国内で朴槿恵(パク・クネ)前大統領と李明博(イ・ミョンバク)元大統領の赦免に対する賛成世論が徐々に増加している。

記事によると、この日発表された韓国ギャラップの調査で、朴前大統領と李元大統領の赦免に対する賛成世論は44%、反対世論は48%、保留は8%だった。今年1月、与党・共に民主党の李洛淵(イ・ナギョン)元代表が朴前大統領の赦免に言及した直後に実施された調査と比較すると、反対世論は54%から48%と6ポイント%減少、賛成世論は37%から44%へと7ポイント上昇したという。

当時の質問には「現政権で」という条件があり、今回はそのような条件がないという違いがあるものの、こうした結果が出た原因として、韓国ギャラップは、(最大野党)国民の力所属の大統領候補らが2人の前・元大統領に対する赦免公約を掲げたこと、最近死去した盧泰愚(ノ・テウ)元大統領に対する功績と過失に再びスポットライトが当てられたことを挙げている。

なお今回の調査は、18歳以上の国民1000人を対象に電話調査員のインタビュー方式で行われたという。

これを受け、韓国のネット上では「絶対に赦免反対」「赦免?。罪を償うまで出てこないで」とやはり反対意見が多く見られる一方で、「振り返ってみたらあのころはいい時代だった」「2人の前・元大統領のおかげで株や家を買って今いい暮らしをしてる人が多い。早く出所させてあげて」「文大統領に比べたら、朴前大統領と李元大統領の罪など何でもないと思う」などの声も上がっており、赦免を求める声が増えているのは事実のようだ。

また「赦免というより朴前大統領の弾劾裁判をもう一度すべき。正常な手続きによる裁判ではなかった」という指摘も寄せられている。(翻訳・編集/松村)