2021年11月7日、中国メディアの環球網は、南米のホンジュラスについて、台湾メディアが「台湾と断交する可能性がある」と報じたことを伝えた。

記事は、台湾・中時新聞網が7日に「ホンジュラスが台湾と断交するかもしれない」と題し、今月28日に行われるホンジュラスの大統領選に出馬している野党の候補者カストロ氏が「当選すれば台湾と断交して北京政府との国交を樹立する」との意向を示していると報じたことを紹介した。

また、台湾で6日に放送された番組内で、同国の台湾との「断交」の確率について、元民進党立法委員の郭正亮(グオ・ジョンリアン)氏が80%、戦略専門家の張競(ジャン・ジン)氏が90%とそれぞれ予測したことを伝えている。

そして、張氏が「台湾は自らの努力が不足している。特に、現在の民進党政権は外交のリソースや精神力をすべて日本と米国に注いでおり、中南米に対する外交が確実におざなりになっている。一方、中国本土はスペイン語圏諸国との国交樹立を進めており、ホンジュラスは中台双方による争奪地になっている」と語ったことを紹介した。

さらに、郭氏も「ホンジュラスはすでにこの6年間、国連総会で台湾をアシストする発言をしておらず、不穏な兆候がはっきりしている。しかも、同国は北京に経済貿易事務所を設置した。このほか、今年初めに水害が発生した際、台湾が特別予算を立てることなく既定の対外支援予算内での支援にとどめたことに対する不満も持っている」と解説したことを伝えた。

環球網の記事は、台湾のネットユーザーから「台湾外交部はもはや断交部だな」「もうこういう情報に慣れてしまった」「とっくに断交されていると思っていた」など皮肉めいたコメントが寄せられたと紹介している。(翻訳・編集/川尻)