2021年11月8日、韓国・デイリーアンは「日本が文在寅(ムン・ジェイン)政権の推進する朝鮮戦争の終戦宣言に否定的な立場を示した」とし、「米国が対北朝鮮政策における日米韓協力を繰り返し強調しているだけに、終戦宣言に向けて弾みをつけたい文政権の計画は難しくなった」と伝えた。

記事によると、先月19日に米ワシントンで開かれた日米韓高官協議で、日本は終戦宣言について「時期尚早」との立場を示した。協議には船越健裕日本外務省アジア大洋州局長、ソン・キム米国務省北朝鮮特別代表、魯圭悳 (ノ・ギュドク)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長が出席した。岸田文雄首相の就任後、日米韓3カ国の代表が顔を合わせたのはこれが初めてだったという。

韓国の専門らは、文政権が北東アジアの秩序に影響を与える終戦宣言を推進する過程で日本の協力を積極的に求めていないことについて「賢明なアプローチでない」と指摘している。韓国統一研究院の趙漢凡(チョ・ハンボム)先任研究員は「日本はこれまでに何度も(文政権の対北朝鮮計画を)妨害してきた」とし、「その理由の一つが疎外感」だと指摘。その上で「日本も終戦宣言に高い関心を寄せている」とし、「日本の協力も必要だ」と強調したという。

これに韓国のネットユーザーからは「終戦するかしないかは韓国が判断する。日本には関係のないこと」「そもそも日本は立場を示す立場にない」「日本は北朝鮮を理由に再武装するつもりだ」「日本は周辺国の中で最も朝鮮半島の平和を願っていない国」「日本が反対するということは韓国にとって利益が大きいということ。積極的に推進しよう」など日本の立場に不満げな声が多数寄せられている。

その他「時期尚早だというのは間違っていない」「どうせ北朝鮮が核を手放すことはない。終戦宣言をして、その後は関わらず別々に生きていくのはどうだろう」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)