2021年11月17日、韓国・ソウル新聞は「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が日韓関係改善に向けて努力する中、金昌龍(キム・チャンリョン)警察庁長の突然の独島(竹島の韓国名)訪問が外交的波紋を呼んでいる」と伝えた。

記事によると、韓国警察庁の金長官は16日、ヘリコプターで竹島に上陸し、警備官らを激励した。韓国では竹島の警備を義務警察(兵役の代替制度)が行っていたが、今年から一般の警察が行っている。

韓国の警察庁長の竹島訪問は2009年9月以来およそ12年ぶり。2013年11月には李晟漢(イ・ソンハン)警察庁長(当時)が竹島訪問を計画していたが、悪天候のため中止となった。

今回の警察庁長の竹島訪問が物議を呼んでいることを受け、韓国警察は「奥地で勤務する職員を激励するための現場訪問の一環」「独島警備の最高責任者である警察庁長が現場を訪れるのは当然のこと」などと説明した。また当初は「独自の行事のため他の部処と調整する問題ではない」としていたが、「問題にならないよう、11月初めから大統領府、外交部と協議していた」と明らかにしたという。

記事は「ところが警察の思惑に反し、日本は強く反発している」とし、「日韓関係が緊張している状況のため、総合的に考える必要があったのではないか」と指摘している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国人が韓国の土地を訪れることがなぜ問題なのか」「日本の目を気にする必要などない」「むしろ行かないほうがおかしい」「常識的に考えて、外交部にまで報告すること?」など、金警察庁長の竹島訪問を支持する声が数多く寄せられている。(翻訳・編集/堂本)