2022年4月21日、韓国・聯合ニュースは「格付け会社の米ムーディーズが、韓国の国債格付けを『Aa2』、格付け見通しを『安定的』で据え置くと発表した」と伝えた。「Aa2」は最上位から3番目の等級。

ムーディーズは「多角化された経済構造や高い経済力を土台とする韓国経済の堅固な成長見通し、高齢化など中長期リスクへの制度的対応力を反映した」と説明している。また、世界的な景気低迷やロシアによるウクライナ侵攻などに伴うエネルギー価格の上昇にもかかわらず、「韓国経済は半導体の好調、民間消費の回復などに後押しされ、緩やかに成長する」との見通しを示した。

今年の経済成長率見通しは、先月の見通しと同じ2.7%とした。長期的には、優れた革新力・競争力、韓国型ニューディールなどデジタル・グリーン経済への転換努力が、高齢化・家計負債など潜在成長率の低下要因を相殺し、今後数年間は2%台の成長を持続できるだろうとした。

しかし、「高齢化扶養率、扶養費の悪化は生産性の増大と投資の重荷となり、財政を圧迫するだろう」と警告した。

韓国の家計負債が昨年7〜9月期基準で国内総生産(GDP)の106.5%に達したことに触れ、「過去10年間で2倍以上に膨らみ、今や先進国でも最も負債の多い国の1つになった」と指摘。家計負債も経済成長を制約する要因になると述べている。また、「新型コロナ緊急支援措置の終了後も、韓国政府は拡張財政基調を持続する」「高齢化に伴う費用の増加で国家債務が高水準を維持する」との見通しを示し、それにもかかわらず「増加する支出を充当し財政赤字を減らすための具体的な輸入拡大案が提示されていない」とも指摘している。

その上で、「財政負担は管理可能な水準と予想される」「現在、韓国の国家債務比率は他の先進国(約56%)に比べると低い水準であり、資金調達リスクも低い」と評価した。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「結論:文在寅が経済を滅ぼした」「文在寅(ムン・ジェイン)の置き土産、400兆ウォンの借金はどうするんだ?」「一度も経験したことのない国を作ると言った文在寅。きちんと約束を守ったんだね」「不動産価格は2倍、借金も2倍、出生率は半分に。文在寅政権の驚くべき業績だ」「5年かけて文在寅が国を崩壊させた」「国際機関の分析によると、韓国は今後30年以内にインドネシア、ベトナムにも経済で後れを取るという。原因は大幅な人口減少、国家基幹産業の弱体化などさまざまなだ」「二度と共に民主党に政権を取らせてはいけない」など、文在寅政権への批判の声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)