2022年5月6日、韓国メディア・ニュース1によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の任期最終週の支持率が発表された。

韓国の世論調査会社ギャロップは同日、5月3〜4日に実施された世論調査の結果、文大統領の最終的な支持率は45%だったと発表した。

年齢別に見ると、30代と40代による評価がそれぞれ51%、59%と最も高く、その他は50代が48%、20代以下が43%、70代以上が37%、60代が28%という結果になった。また、男性は40%、女性は50%が肯定的に評価していた。

文大統領の支持率が最も高かったのは、就任直後の17年6月の第1週で84%を記録。一方で最低値は21年4月第5週の29%で、就任中の平均値は52%だった。

18年は平昌冬季五輪、南北首脳会談などが開催される中、支持率は80%台から40%台を上下し、19年は全体的に40%台が続く中、8〜10月にはチョ・グク元法相の辞任により40%を下回った。20年からは新型コロナウイルスの流行状況と政府の対応が支持率に直結。20年5月には71%と高い支持率を記録していたが、21年に入ると韓国土地住宅公社の投機事件やワクチン不足の問題などにより低下し、4月末には29%の最低値を記録した。

退任までは3日間を残しているが、文大統領の任期中、最後の四半期(22年1〜3月)の平均支持率は42%で、これは直接選挙制の復活以降に当選した大統領の中で最も高い数値だという。歴代大統領の最後の四半期の支持率は、盧泰愚(ノ・テウ)元大統領が12%、金泳三(キム・ヨンサム)元大統領が6%、金大中(キム・デジュン)元大統領が24%、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が27%、李明博(イ・ミョンバク)元大統領が24%だった。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「次期大統領よりも支持率が高いね」「私の人生で最高の大統領だった。コロナ禍でも韓国人であることに誇りを持てた」「お疲れさまでした。私の心の中では永遠に大統領です」「支持率が45%もあるのに政権交代するなんて、世界初の事例では?」など、文大統領に対する慰労の声が寄せられた。

一方で、「失われた5年」「これだけひどい目に遭ってもまだ支持者が45%も…」「何も信じられない。世論調査もお金で動かしてるんでしょ」「国をこんな状態にしたことを反省してほしい」など、批判的なコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)