2022年5月11日、岸田文雄首相がドイツのオーラフ・ショルツ首相に対し、ベルリン市に設置されている慰安婦像の撤去を要請したとのニュースが韓国でも報じられ、注目を集めている。

韓国・マネートゥデイは同日、産経新聞の記事を基に「岸田首相が先月28日にショルツ首相と会談し、『慰安婦像が引き続き設置されているのは残念』『日本の立場とは全く違う』として慰安婦像の撤去に協力するよう求めた」と伝えた。

日本政府は15年の日韓合意により慰安婦問題が「最終的かつ不可逆的に解決」したことを理由に、韓国側の慰安婦像設置が「合意の精神に反する」と主張している。

ベルリン市ミッテ区にある慰安婦像は市民団体「コリア協議会」が主導して20年9月25日に設置された。当時、日本政府は強く反発しドイツ側に撤去を要請。同10月にミッテ区庁により撤去命令が出されたが、市民社会の反発により撤回された。

ミッテ区庁が許可した慰安婦像設置期間は1年だったが、昨年8月に1年延長された。コリア協議会は現在、慰安婦像の恒久設置に向け活動を行っているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国が親日政権になった途端にこれか」「あからさまに韓国をばかにしている」「一言謝罪すれば済むのに、日本は自ら問題を大きくして世界の笑いものになっている。恥を知らない国に未来はない」「過去がそんなに恥ずかしいなら、しっかり反省して生きるべきだ。慰安婦像を撤去すれば、日本の悪質な行為が歴史から消えると思っているのか?」など日本政府への批判的な声が相次いでいる。

また「尹大統領は何をしている?ガツンと一言言ってほしい」「大統領は見て見ぬふりをするのだろう」「尹大統領は沈黙、もしくは日本に賛同する」など新政権への不信の声も見られた。(翻訳・編集/堂本)