2022年5月17日、韓国・KBSは「ロシアへの韓国のりの輸出が伸びており、戦争中も人気だ」と伝えた。

韓国のり輸出協会によると、昨年の対ロシア輸出は4699万ドル(約60億円)で、前年(3114万ドル)より50.8%増加した。輸出額ランキングでは米国、中国、日本に次ぐ4位になる。ロシアへの韓国のり輸出は16年には435万ドルで10位だったが、5年間で急成長しているという。

今年年初から2月末までの対ロシア輸出は650万ドルで、ウクライナ侵攻開始後の3月は186万ドル、4月は152万ドルとなっている。輸出額は約半額に減りはしたが、戦争中でもロシアからの注文は途絶えていないという。特に乾燥のりの輸出増加が顕著で、年初〜4月の乾燥のり輸出は32万1737キロと、前年同期(30万7231キロ)より4.7%増えており、ウクライナ戦争の影響の中でむしろ物量は増えているという。

乾燥のりとは味付けのりの原料や食材料として使われるもので、以前から輸出で人気があるのは味付けのりのほうだが、最近は韓流の影響で「韓国式のり巻き」が人気になるなど、のりを使って料理する人が増え、乾燥のりの需要が高まっているという。のりは全ての農水産食品の中でも圧倒的な輸出1位を誇っているが、海洋水産部によると、韓流人気の影響でポルトガル、キプロス、ブータンなどにも輸出市場が広がり、21年末現在、世界114カ国に韓国のりが輸出されている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「輸出はいいけど、ロシアへの輸出は控えるべきじゃないの?」「即刻輸出を禁止すべきだ」「戦争を放棄するまで対ロシアのり輸出は禁止だ!」「ロシアはこれからも韓国のりを食べたければ、早くウクライナ侵攻を諦め終戦しなさい」「ロシアからは50倍の価格を受け取るといい」など否定的なコメントが殺到している。

その他、「日本産ののりは韓国産に及ばない。日本でも韓国のりが人気だよ。韓国のりが世界最高だ」「中国がまた自分たちが元祖だと言い出しそう」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)