原子力規制委員会が18日、東京電力が作成した福島第一原発の処理水放出計画を了承したことに、中国で反発の声が上がっている。

同委員会は同日の定例会で、「安全性に問題はない」とする東電の審査書案を了承。一般からの意見を1カ月公募した後、正式に認可される見通し。計画では、汚染水を海水で希釈し、トリチウムについては濃度を国の基準の40分の1未満にした処理水を排出するとしている。政府と東電は来年春ごろには放出を開始する計画だ。

中国メディアの観察者網はこの情報を伝えた上で、中国外交部の汪文斌(ワン・ウェンビン)報道官が前日の17日の会見で「福島県などの18万人の民衆が、日本政府に海洋放出以外の方法を採用するよう署名している。しかし、東電は国民の理解を得ずには絶対に放出しないというこれまでの約束をほごにして、汚染水の放出を強引に推し進めている。こうしたやり方は無責任で、日本政府は直ちに阻止すべきだ」と述べていたことを紹介した。

また、中国のネット上では「まったく言葉もない」「『審判』も『選手』も日本人なのだから、それは了承するだろう」「人類は終わりだ。今後は海産物は食べられなくなるし、海から取れる塩も食べられなくなる」「国連はどうした?。日本に制裁せよ」「世界に問うべき」「太平洋は日本人のものなのか?」「中国は日本に制裁を科すべきだ」など、反発の声一色となっている。(翻訳・編集/北田)