5月28日、王毅外交部長は、ブリンケン米国務長官が最近行った対中国政策演説について記者からコメントを求められ、「この演説は米国による世界観、中国観、中米関係観に深刻なずれが生じていることを反映している」と述べました。

王外交部長は「私たちが米国側に伝えたいのは、この世界は米国側が描く世界ではないことだ。国際社会が直面する最も喫緊の任務は、人類の生命と健康をともに守り、世界経済の回復を促進し、世界の平和と安定を維持することであり、そのために運命共同体の意識を確立し、国連憲章の趣旨と原則を実践する必要がある。習近平国家主席が提唱する『一帯一路』の共同建設、グローバル発展イニシアティブ、グローバル安全イニシアティブは、国際社会から普遍的に歓迎、支持されている。一方、米国は『中心主義』と『例外主義』を堅持し、冷戦時代のメンタリティーのまま覇権の論理を踏襲し、集団政治を推進している。これは歴史の流れに逆行するもので、ただ衝突と対立を招き、国際社会を分裂させるだけだ。米国は実際には国際秩序を揺るがす混乱の元凶であり、国際関係の民主化を妨げる障害となっている」と指摘しました。

さらに、「中国は米国が想像しているような中国ではない。中国の発展と振興には明確な歴史的論理と強い内なる原動力があり、14億人がともに現代化に向かっていることは人類にとって大きな進歩であり、世界にとって脅威や挑戦ではない。私たちは中国共産党の強い指導力、中国人民の団結、勤勉、奮闘、そして中国の特色ある社会主義の道を邁進に依拠してきた。私たちの目標は明確であり、つまり人々により良い生活を提供し、世界のために大きく貢献することであり、誰かを取って代わることでも、誰かに挑戦することでもない」と述べました。

また「中米関係は米国が設計したゼロサムゲームではない。習主席が指摘したように、中米関係をうまく取り扱えるかどうかは世界の前途に関わるものであり、両国は必ずしっかりと答えなければならない世紀の問いだ。国と国の間で公平な競争が進行しうるし、中米の間にも競争があるだろうが、悪質な競争ではあるべきではない。中国は公平に競い合うことを望んでいる。私たちは脅迫や強制には決して譲歩せず、中国の主権、安全、発展の利益を断固として守る。あらゆる弾圧や制裁は、中国人民をより団結させるものでしかない」と強調しました。(提供/CRI)