2022年6月5日、韓国メディア・ニューシスは「日本政府が5日、北朝鮮が少なくとも6発の弾道ミサイルを発射したと発表し、韓国政府との報道に違いがあった」と報じた。

記事によると、日本の防衛省は5日午前、北朝鮮が複数の地点から、弾道ミサイルを少なくとも6発発射し、いずれも落下したのは北朝鮮東側の日本海で、日本の排他的経済水域(EEZ)の外側と推定されると報道。最高高度はおよそ50キロから100キロで、飛行距離はおよそ300キロから400キロと推定され、中には異常軌道で飛行したものも含まれると伝えた。

これに対し岸信夫防衛大臣は、「日米、米韓首脳会談や日米豪印首脳会合が開催された直後におけるこのようなミサイルの発射は明らかに挑発行動であり、断じて許されない」と発言。日本政府は北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議したことも明らかにした。

一方で同日午前、韓国の合同参謀本部は「韓国軍は本日9時8分ごろから9時43分ごろの間に、北朝鮮が平壌の順安、平安南道の价川、平安北道の東倉里、咸鏡南道の咸興付近から短距離弾道ミサイル(SRBM)8発を発射したことを確認した」と発表。弾道ミサイルの種類も、KN-23、KN-24、KN-25、新型戦術誘導ミサイルであると特定した。

記事は、「日本政府は『3カ所から少なくとも6発を発射した』と把握した点、日本は『弾道ミサイル』とし、韓国政府はSRBMと具体的に発表した点で双方の情報に違いがある」と指摘。「見解が一致しないのは今回が初めてではないが、日本のメディアも『情報共有の混乱は有事に致命傷になる可能性がある』と懸念している」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーは、「北朝鮮は金持ちだね。支援する必要はない」「8発も撃たれている間、大統領は一体何をしてたんだ?」「われわれはまだ休戦状態だという現実を直視すべき」「黙って打たれてばかりいないで先制攻撃をしてほしい」など、北朝鮮に対する怒りや警戒の声が多く寄せられている。

また、「北朝鮮のミサイル問題は、韓国と米国で十分に対応できる。日本が出しゃばるのにはうんざり」「情報力もない日本となぜわざわざ交流を?」「少なくとも6発などと表現する国がちゃんと国民を守れるのか?」などと日本を批判する意見もある一方、「少なくとも6発なら、8発であっても間違ってはいない。韓国の方が地理的に近いのだから正確なのは当然」「実際に何発をどこから発射したのか、事実確認が必要」などと擁護するコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)