2022年6月8日、中国紙・環球時報は、日本の製造業大手、川崎重工の子会社が40年近くにわたって検査データを改ざんしていたことが明らかになったと報じた。

記事は、川崎重工が7日に記者会見を開き、子会社の川重冷熱工業が1984年から現在までの38年間にわたって計1950件の検査不正行為に及んでいたことを認めたと紹介。冷凍機の出荷前検査で、顧客から冷房能力100%の検査を求められていたにもかかわらず90%の冷房能力で検査を実施した上、あたかも100%での試験結果であるようにデータを偽装したと伝えた。そして、不正を把握していた子会社の社長が解任されたことを報じている。

中国でも名が知られている日本の大手メーカーによる不正問題が近年たびたび発生し、その都度中国のネット上でも注目されてきた。今年4月に三菱電機の工場で約40年にわたって試験データの不正行為が発覚した際にも、驚きとともに「匠の精神」ともてはやされてきた日本の製造業をやゆする声が多く寄せられた。

今回また新たに日本の大手メーカーで不正行為が発覚したことについて、中国のネットユーザーは「数十年も不正をし続けるなんて、匠の精神も大いに傷ついたな」「神話がまた崩壊した」「そしてまた頭を下げて謝罪して終わり」「40年も続けるなんて、本当に周到に不正を働いてきたとしか思えない」「しかしこれほど長い間不正が発覚しないなんて、いったいどうしたらそんなことができるんだ?」「日本は40年も不正をし続けてきたのに、それでも中国より品質が高い。じゃあ不正してこなかったら一体どれだけ差を広げられていたのだろうか」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)