2022年6月15日、韓国メディア・韓国経済は「韓国の国家競争力が大きく悪化した」とし、「昨年に『韓国は先進国の仲間入りをした』と自画自賛していたが、実情はそうでない」と伝えた。

記事によると、スイスの国際経営開発研究所(IMD)は同日、22年の国家競争力ランキングで、調査対象63カ国のうち韓国が27位を記録したと発表した。21年は20年と同様の23位を維持したが、今年は4ランク下落した。

記事は「このランキングは前年の経済指標と今年3〜5月の設問調査から把握した韓国の状況を根拠に評価される」とし、「文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は昨年、国連貿易開発会議(UNCTAD)が韓国の地位を開発途上国グループから先進国グループに変更したことについて『国民の血と汗で成し遂げた誇らしい成果』だと述べたが、その期間の経済指標は悪化していたということになる」と指摘している。

国家競争力ランキングはIMDが毎年6月に発表している指標。163の統計資料と92の設問調査を総合して「国と企業がその富を増進させ、生活の質を向上させるために保有している力量」の順位を決定している。

今年の1位はデンマークで、昨年(3位)より2ランク上昇した。2位以下にはスイス、シンガポール、スウェーデン、香港、オランダが続いた。米国は10位、カナダは14位、中国は17位、日本は34位だったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「文前大統領のうそが発覚」「文政権が自画自賛していた指標は全て統計操作されていたんだ」「これが文政権の5年に対する国際社会の評価だ」「文大統領は『一度も経験したことのない国を作る』という公約一つだけを守り、去って行った」など、文政権への批判的な声が多数寄せられている。

その他「これからの尹政権の5年はもっと不安だ」「韓国は絶対に先進国じゃない。政府の効率性、政治の清廉度、労働市場の柔軟性、法執行などのレベルが未到達」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)