2022年6月16日、中国メディアの環球網は、韓国の自動車産業における部品の対中依存度が対日依存度を上回ったと報じた。

記事は、韓国・国民日報の15日付報道を引用。韓国自動車工業協会が発表した統計で、韓国の自動車部品輸入のうち中国からの輸入の割合が2000年の1.8%から21年には34.9%にまで増加し、一方で00年当時は45.5%だった日本からの輸入の割合が21年には11.6%まで減少し、この20年で完全に逆転したことが明らかになったと伝えた。

また、国民日報が「特に電気自動車(EV)部品はほぼ完全に中国に依存している」とし、EVの重要部品のうち黒鉛は100%、マンガンは93%、コバルトは82%、ニッケルは65%、リチウムは59%を中国からの輸入に依存していると報じたことを紹介。今年4月には中国国内で新型コロナの感染が拡大したことで輸出が滞り、韓国の自動車業界でエアバッグ制御ユニットなどの部品供給が中断、一部の自動車生産ラインが停止を余儀なくされたとした。

記事は、韓国国内では部品生産拠点を多元化し、中国の工場を東南アジアなどに移転するよう求める声が後を絶たないものの、中国からの工場移転を実行する韓国企業は少ないと伝えている。(翻訳・編集/川尻)