2022年6月17日、韓国・YTNは「日本、韓国が手を差し伸べても“無反応”の理由は…」と題する記事を掲載した。

記事はまず、岸田文雄首相が15日の記者会見で、今月末に開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議への出席を表明しつつ、日韓首脳会談については「何も決まっていない」「日韓関係を発展させていく必要があると思っているが、そのためには旧朝鮮半島出身者問題をはじめとする日韓間の懸案の解決が急務である」と述べたことを伝えている。

また「6月中旬で調整されていた朴振(パク・チン)外相の訪日も今月以降に見送られた。先月の訪韓時に『近いうちに東京でまた会おう』と述べた林芳正外相の招請は実現しなかった」「今月中に再開される予定だった金浦(ソウル)-羽田路線の運航計画も遅れている。表面上は技術的な問題とされているが、尹錫悦(ユン・ソンニョル)新政権の政策協議団が訪日したときとは雰囲気が全く違っている」などとも指摘。

その上で、日本政府のこうした対応について「安倍晋三元首相、菅義偉前首相に続いて岸田首相も『日本が受け入れ可能な解決法を韓国側が提示するべき』との立場をとっており、韓国とうかつに対話をすれば、来月の選挙を前に保守層の反発を買う可能性があることを懸念しているとみられる」と分析。「安保危機の中で日韓関係改善の必要性を繰り返し訴えつつも韓国の対話の意思に応えない日本の姿を見ると、日韓関係の未来を楽観視することはできない」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「なぜ韓国が下手に出る?本当に恥ずかしい」「こんな屈辱を味わってまで日本との関係を正常化させたいの?」「無理に関係を改善させる必要はない」「日本は加害者なのに、なぜそんなに図々しいんだ?」「日本が先に謝ってきたら、許すかどうか韓国が判断する」「対日外交は文在寅(ムン・ジェイン)前政権のやり方が正しい」「尹大統領も日本をたたかないと支持率は上がらないよ」など、現政権への不満の声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本)