習近平国家主席は17日夜、招待に応じてテレビ会議形式により、第25回サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)の総会に出席し、あいさつをした。新華社が伝えた。

習主席は、「現在、世界は百年来の変局と世紀の新型コロナウイルス感染症とが重なって、経済グローバル化は逆流に遭遇し、国際連合の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』はいまだかつてない挑戦に直面している。国際社会はより公平で、より持続可能で、より安全な発展がすぐにも実現することを期待している。私たちはチャンスをしっかりつかまえ、挑戦に直面し、グローバル発展イニシアティブの実行実施を推進し、平和で繁栄する素晴らしい未来を共に創造し共に分かち合わなければならない」と指摘した。

習主席は次の4点を打ち出した。

第一に、発展に有利な環境を創出する。真の多国間主義を実践し、各国が自国の国情に合致した発展の道を進むことを尊重し支持し、開放型の世界経済を建設し、新興市場国と発展途上国のグローバル経済ガバナンスにおける代表性と発言権を高め、世界のバランスが取れて、協調した、包摂的な発展を促進しなければならない。

第二に、パートナーシップを促進し発展させる。南北協力、南南協力を強化し、協力の資源、プラットフォームを集中して、発展のための支援を増やし、発展のために力を合わせる状況を形成し、発展における溝を埋めなければならない。

第三に、経済グローバル化プロセスを推進する。発展政策と国際的なルール・標準におけるソフトの連携とを強化し、供給の断絶、一方的な制裁、極限の圧力を放棄し、貿易障壁を解消し、グローバル産業チェーン・サプライチェーンの安定を維持し、厳しさを増す食料の危機とエネルギーの危機に手を取り合って対応し、世界経済の復興を実現しなければならない。

第四に、イノベーションによる駆動を堅持する。イノベーションの成長の潜在力を掘り起こし、イノベーションのルールと制度環境を整備し、イノベーションの要素の流動の障壁を打破し、イノベーションの交流と協力を深化させ、科学技術と経済との深い融合を推進し、イノベーション成果を共に分かち合わなければならない。

習主席は、「中国経済の強靱性が高く、ポテンシャルが十分にあり、長期的に好転するとのファンダメンタルズには変わりがなく、私たちは中国経済の発展に十分な自信を持っている。中国は引き続き質の高い発展を推進し、高水準の開放を揺るぎなく拡大し、質の高い『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設を推進していく。中国はロシアを含む世界の各国とともに、発展の未来を共に創造し、成長のチャンスを共に分かち合い、グローバル発展協力を深化させ、人類の運命共同体の構築を推進するために新たな寄与を行ないたいと考えている」と指摘した。

第25回サンクトペテルブルク国際経済フォーラムの総会は17日、ロシア・サンクトペテルブルクでオンラインとオフラインが融合したスタイルで開催された。ロシアのプーチン大統領、エジプトのエルシーシ大統領、カザフスタンのトカエフ大統領らが出席した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)