2022年6月29日、韓国・イーデイリーは「韓国で日本産ビールが復活している」と伝えた。

記事によると、韓国では最近、19年夏に始まった日本製品不買運動(ノージャパン)が下火になっている上、新型コロナウイルスのエンデミック転換によりソーシャルディスタンス規制が解除されたことで酒類市場が急速に回復し、日本産ビールの売り上げが増加している。

関税庁などによると、韓国の日本産ビールの輸入額は18年の約7830万ドル(約106億円)から、ノージャパンを経て昨年は約688万ドルとなり、3年で90%以上減少した。

しかし今年は回復傾向をみせており、1〜5月の輸入額は約410万ドルで前年同期比約38.4%増加した。韓国内のある大型コンビニでも、今年1月から6月27日までの全店舗の日本産ビールカテゴリーの売り上げが前年同期より平均74.7%の伸び率を記録した。

状況の改善を受け、日本産ビールの主要輸入販売業者らはノージャパン中に中断していた韓国内での酒類市場マーケティングを再開し、取り扱う製品も徐々に増やしている。

主要コンビニ4社も先月から一斉に、「輸入ビール4缶1万1000ウォン(約1160円)」イベントの対象に日本産ビールを含めた。日本産ビール輸入流通企業らが営業を強化し、コンビニ加盟店主らに同イベントの発注奨励金の支給を始めたためという。

あるコンビニ業界関係者は「この数年減少していた日本産ビールの需要が再び増加し、売り上げが大きく伸びた」としつつも「売り上げの割合はまだビール全体の約1〜2%」だとし、「居酒屋など店での取り扱いが増えれば小売店での販売拡大につながり、次第に発注が増えるとみられる」と話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「なぜわざわざ日本のビールを飲むのか。おいしいビールは他にもたくさんあるのに」「日本はまだ、韓国に対する輸出規制を解除していない。少しでも愛国心があるのなら飲まない、買わないでほしい」「最後までノージャパンを貫こう」「昔は飲んでいたけど、今は飲みたいとも思わない。店で見かけると気分悪い」など不満気な声が寄せられている。

一方で「日本産ビールを飲んではいけない理由は?。納得のいく正当な理由を言えた人は周りに1人もいなかった」「日本製品が好きな理由は品質!。安心して飲める」「アサヒビールが飲みたいのに買えるところがまだまだ少ない」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)