2022年7月22日、韓国・オートヘラルドは「米市場調査会社J.D.パワーによる今年の自動車商品魅力度(Automotive Performance, Execution and Layout、APEAL)調査で、現代自動車グループが価値ある成果を収めた一方、日本のメーカーは軒並み低評価となった」と伝えた。

記事によると、現代自グループはこの調査で7車種が各部門の1位に選ばれた。この調査は「自動車の総合的な商品性を評価する極めて重要な指標で、今回、現代自が過去最高の成績を収めたことに米国の消費者の満足度の高さがうかがえる」と評している。

また記事は、「今年の調査は現代自の成果より、日本ブランドの不振が目に付く」とし、「J.D.パワーだけでなくさまざまな評価機関と米国の消費者がもっていた日本ブランドに対する信頼が以前のようではないことが明らかになった」と伝えている。

今年のAPEAL調査で、トヨタ・レクサス、日産・インフィニティ、ホンダ・アキュラの順位はいずれも低いものだったという。プレミアムブランドのランキングで、レクサス(863点)とアキュラ(851点)の評価は産業平均(872点)を下回り、全14ブランド中11位と13位にとどまった。インフィニティ(866点)も振るわず、ランク付けされていないテスラ(887点)、ポールスター(871点)を下回ったという。

一般ブランドでは、日産(845点)が唯一、産業平均(841点)を上回ったが、18ブランド中10位で韓国の起亜(4位)、現代自(7位)を下回っている。三菱、マツダ、スバル、トヨタ、ホンダはいずれも産業平均以下だった。記事は「産業平均を下回ったのは全7ブランドで、そのうち5ブランドが日本だという屈辱」と指摘。このAPEAL調査は「以前から日本が弱い部門」だとしながらも、これほどの日本ブランドの低迷は初めてのことだと説明している。

記事は「品質信頼度の高さで米国自動車市場を支配してきた日本ブランドの墜落をひと言で定義するのは難しいが、完成車の品質格差が狭まるなか、デザインやインフォテインメント、先端安全システムなど、車両の性能以外の満足感を高めることをおろそかにしたのではないか」との推測を示している。

また、今年のAPEL調査では初めて、起亜のEV6(小型SUV)とメルセデスベンツEQS(プレミアム大型SUV)という純電気自動車(EV)が、それぞれのセグメントで最優秀モデルに選ばれたことを「注目すべき点」だと指摘。EVや自律走行のような先端化のレベルでブランド全体の技術力を判断し、それが信頼度と競争力につながる今の世の中で、「オールドなデザイン、先端化への消極さ、電動化転換の速度の遅さなどの指摘を受け続けるかぎり、日本ブランドはランキングの下位に名前を連ね続けるだろう」と伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「胸がスカッとするニュースだな」「現代・起亜自動車を誇りに思う」 「昔よりかなり良くなったのは認める。日本車の性能、外環、水準はかなり落ちる。レクサスも年寄りしか乗ってない」「20世紀の初めに早く日の出を遂げた国なのだから、100年が過ぎた今、斜陽になって当然だ」「いまだに日本車に乗るなんてダサい連中がいるの?国産車のほうがいいよ」「10年変わらない部品、それにより重くなった車体、燃費もだんだん悪くなっている、飽きられたデザイン、ハイブリッドに対する固執。これだから衰退していく。ご苦労さん、もういいよ」「電子も造船もカメラもダメ、いよいよ自動車も。次は日本の何がダメになるかな?」などのコメントが寄せられている。

一方で、「APEAL調査の意味を分かって記事を書いたのかね。『当該年度に新車を買い、90日以上所有している人に、感性的な満足度と楽しさについてアンケート調査を行う』もので、品質とは関係ないんだよ」「日本車は中産層以上が買い、韓国車は低所得層が買うというのが現実」「J.D.パワーの最大のスポンサーが現代自なんじゃないの?(笑)」など否定的な声も見られた。(翻訳・編集/麻江)