百度(バイドゥ)は21日に開催した百度世界会議2022で、第6世代量産型自律走行車「Apollo RT6(アポロRT6)」を公開した。自動運転が普及するのはいつだろうか。

百度は、「関連データによると、中国ではすでに83%の人が自動運転を受け入れており、北京には1年間で600回以上も自動運転タクシー(ロボタクシー)を利用した人もいる」としている。しかしオンライン配車サービスの運転手は取材に対し、「自動運転の車に乗るのは怖くないか」と懸念を示した。

百度集団のシニア副総裁兼スマート運転事業チームゼネラルマネージャーの李震宇氏は、「安全性能の面では、アポロRT6は1台の車でもあり、1人の優れたドライバーでもあり、搭載された自動運転技術は、運転歴20年以上のドライバーに匹敵する」と述べた。

李氏は、「アポロRT6には百度の最新の次世代自動運転システムが搭載され、前世代の車両を上回る自動運転レベル4の能力を備え、都市のさまざまな複雑な道路網・シーンに対応することができる」と強調した。

百度の創業者で会長兼最高経営責任者(CEO)の李彦宏氏は、「路車協調をベースにしたスマート交通は、走行の効率を15%から30%高めることができる。スマート交通の実践が踏み込んで実施されるのに伴い、今後4年以内に中国の一線都市は車の購入制限や走行制限をもはや必要としなくなる。スマート交通システムによって、交通事故が90%減ると期待される」と述べた。

しかし、「スマートな道路」がどれくらい普及するかが、「スマートカー」のカバー範囲を直接決定する。ある見方によると、将来の都市スマート交通には「スマートカー」が必要なだけでなく、「スマートな道路」も必要で、路車協調が実現して初めて安全性、渋滞、二酸化炭素(CO2)排出といった重要な問題を効果的に解決することが可能になるという。

北京市は5月20日、中国初の自動運転車による旅客輸送モデル応用を許可する通知書を発行したのに続き、百度に対して自動運転による旅客輸送免許証第1弾を発行した。百度はこれまでに北京で「運転席が空席」の自律走行車を20台投入しており、今後さらに20台を投入する計画だ。

百度が発表したデータによると、百度傘下のロボタクシー配車サービスプラットフォーム「蘿蔔快跑」もすでに10都市で稼働しており、サービス受注件数は累計100万件を超えたという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)