中国海洋石油集団(中国海油)傘下の中海油田サービスが独自に投資・建造したLNG(液化天然ガス)動力サポート船「海洋石油543」「海洋石油548」が26日、江蘇省南通市で引き渡しされた。これにより、同社の12隻のLNG動力サポート船のすべてが引き渡しされた。これは中国は世界最大規模のLNG動力サポート船チームを結成したことを示している。

LNG動力サポート船は主に海上石油と天然ガスの探査・採掘にサービスを提供するとともに、海上プラットフォームや移動施設に物資供給、保護、救命、当直などのサポートを提供する。LNG動力サポート船の各種排出指標は世界の最も厳しい基準を満たしている。二酸化炭素を20−30%、硫黄酸化物を100%、窒素酸化物を90%、浮遊微粒子を100%削減できる。

LNG動力サポート船は超低温LNGを燃料とし、ガスタンクと輸送パイプに対する技術的要求が極めて高い。その建造技術は空母や豪華クルーザーと共に、世界の造船業の「王冠に輝く宝石」と称えられている。船舶の設計と建造において、流線型の最適化された船型を採用。この船型の設計により、船舶は航行中の海水と風の抵抗を大幅に減らせる。航行速度が上がる上、エネルギー消費を効果的に削減できる。

また、科学研究チームは中国国内の戦略的協力パートナーと共に質の高いサプライチェーンを構築し、船舶の20数セットの主要設備を国産化させ、中国のLNG動力サポート船の設計、建造と中核技術などの面における空白を埋めた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)