ナンシー・ペロシ米下院議長のアジア歴訪に関連し、中国ポータルサイトの騰訊網に4日、「日本と韓国の対応は対照的なものになるかもしれない」とする記事が掲載された。

ペロシ氏は台湾訪問を終えて、3日夜に韓国に到着した。

記事によると、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と朴振(パク・ジン)外相はともにペロシ氏と面会しない。尹大統領は夏季休暇中で、朴外相は3日、東南アジア諸国連合(ASEAM)関連の外相会議に出席するためカンボジア・プノンペンに出発した。ペロシ氏は4日、金振杓(キム・ジンピョ)国会議長と会談する。

尹大統領がペロシ氏と面会しない理由を巡っては、二つの見方がある。一つは、面会すれば、米国主導の半導体供給網同盟である「チップ4」に話が及ぶことになる。同盟に加われば、中国でのビジネスに影響が及ぶだけでなく、米国に「技術を搾取される」可能性が高いことを韓国側はよく分かっている。もう一つは、6月にスペイン・マドリードで開催された北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の晩餐会でバイデン米大統領に冷遇されて落ちたメンツを取り戻すためだ。当時、尹氏と握手したバイデン氏の視線が尹氏の方を向いていなかったため、韓国国内では「ノールック握手」と物議を醸した。

ペロシ氏は4日夕に韓国を離れ、日本を訪れる。記事によると、日本がペロシ氏をどのような待遇で迎えるか、現時点では不明で、岸田文雄首相との会談が行われることだけが伝えられている。だが、ワシントンの政界におけるペロシ氏の立場を鑑みると、日本は厚遇する可能性が高い。(翻訳・編集/柳川)