2022年9月8日、韓国メディア・毎日経済は「電気自動車(EV)に人気エコカーの座を明け渡したハイブリッドカー(HV)が再び盛り返している」と伝えた。現状では最も現実的なエコカーだと評価している。

記事によると、米テスラがEVブームを起こしたものの、充電の不便さ、電気料金値上げ、補助金の縮小などが影響し、「EVはセカンドカーとしては魅力的だが、ファーストカーとしては物足りない」との声が聞かれるようになったという。

「CarIsYouデータ研究所」が国土交通部のデータを元に集計した今年上半期の使用燃料別新車登録現況によると、同期間のガソリン車の登録台数は前年同期比12.6%減の42万298台、軽油車が29.8%減の17万4828台でLPG車が32.7%減の3万7389台となっている。EVは75.6%増加の6万8996台、HVは22.4%増加の10万5749台で、販売台数はHVがEVを上回っている。

現在、韓国内のHV市場は日本車が主導しているという。特に19年からの日本製品不買運動のあおりで20年まで苦戦が続いていたホンダは、昨年、ハイブリッドカーを主力にすることで生き残りに成功したと記事は伝えている。昨年の販売台数は4355台で、前年(3056台)より42.5%増加。アコードHVは1510台で、前年(1114台)を上回った。車両用半導体不足による生産支障や部品供給問題などで、今年上半期の輸入車販売台数は前年同期比11.3%の減少を記録したが、そうした中でもホンダは5%減にとどまったという。アコードHVは478台を販売。中古車価格も上がっている。

アコードHV人気はハイブリッドカーの長所である燃費の良さ、耐久性、値段などから、「コストパフォーマンスが最高にいい『神コスパ』車だ」と評価されているという。ハイブリッドカーの元祖はトヨタだが、後発のホンダも技術開発に拍車をかけ「トヨタと似ているが異なるハイブリッドカー技術」を開発したと記事は評しており、「ホンダアコードは耐久性に優れ、故障が少なく、燃費も優秀。秋夕(チュソク、中秋節)の帰省ラッシュでも充電EVのように充電スタンドが見当たらずストレスを感じることもないエコカーだ」と結んでいる。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ひどい時代錯誤。日本企業の社内報の記事じゃないの?」「これが記事だと?ただの広告じゃないか」「日本車宣伝記事」「いくらもらって書いた?」「記者は日本人じゃないのか」など、記事への批判の声が殺到している。

その他、「どうかしてる。日本不買運動はまだ続いてるぞ」「韓国の歴史を知っていれば、日本のものなど買えるはずがない」「ホンダなんてマジでイマイチだ」「HVなら起亜でしょ。日本車なんてもうダサくて乗らない」「ノージャパンに関係なく日本車を買う人はあまりいないよ。デザインがカッコ悪すぎる」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)