2022年9月16日、韓国・YTNは「消費者物価指数の上昇率が1997年の通貨危機以降初めて6%台に達する物価高が続いているが、ピークに達する時期について、政府と韓国銀行で見通しが割れている」と伝えた。

記事によると、政府は「遅くとも来月には物価高がピークに達し、その後は小幅ながら徐々に安定化基調に転じる」との見方を示している。一方、韓国銀行は「ピークは政府見通しより遅くなる」との立場だという。日常の回復で外食や余暇需要が増え物価上昇をあおいでいる状況で、ウォン安が下半期の物価不安要因に浮上してきているとしている。また、下半期に物価がピークに達しても、当面は5%台の物価高が続く可能性が高いと指摘している。

記事は「一度上がればほぼ下がることのない食料品価格の上昇が深刻」で、即席麺や菓子など加工食品の価格が続々と上がっているが、更に「外食費の負担もますます拡大することになる見込みだ」と伝えている。電気、ガスなど公共料金の引き上げもあるうえ、ウクライナ問題の影響により石油など原材料価格が再度、急騰する可能性もあり、「物価のピークがまだ先に伸びるかもという懸念と共に、ピークが過ぎても結局、負担は変わらないだろうという暗い見通しが出ている」という。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「物価高、本当にやばいよね」「白菜が1つ1万6000ウォン(約1600円)。買う人もいなくて、しなびていっている。いくら物量がないとはいえ、適切な価格で売るべきでは」「庶民は死んでいくしかない(泣)」「フランスのように市民革命が起きて従来の政治家や既得権者たちを一掃してリスタートするしかない」「何もせず、何もできない無能な政府」「こんなに何もしない政府は初めて見た」「この政権が終わるまで見込みはなさそう」「いつになったらまともな尊敬できる大統領に出会えるのだろう」「無能な大統領を選んだ代償は大きい」など、嘆きと政府への不満の声が殺到している。

また、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が迎賓館新築方針を示していたことから、「物価高がアンドロメダまで達しそうな勢いなのに、迎賓館の建設に870億ウォン使うらしいよ」「こんな状況で迎賓館?これは看過していいことではない」「国の財政の心配もせず迎賓館とは。イカれてる」など、迎賓館問題に絡めたコメントも多数寄せられている。なお、尹大統領は16日午後、新築計画の撤回を指示している。(翻訳・編集/麻江)