2022年9月20日、韓国・世界日報によると、韓国の大統領専用ヘリ「VH-92」が先月、ソウル・龍山の大統領室に着陸する際に機体の一部を損傷していたことが分かった。

野党「共に民主党」のキム・ビョンジュ議員は同日行われた外交・統一・安全保障分野の対政府質問で、ハン・ドクス首相に「今年8月中旬、大統領専用ヘリが着陸する際に木に衝突し、機体後部が損傷したことを知っているか」と尋ねた。

この質問は、大統領の執務室と官邸を青瓦台から龍山へ移したことへの問題提起をする過程で出たという。キム議員は「ヘリの着陸場は安全のため縦80メートル・横80メートルの空間が必要だが、(官邸として使用される)漢南洞公館にはそのようなスペースがない。大統領専用ヘリが運営されると、大統領の安全が心配だ」と主張した。

これに対しハン首相が「(ヘリが木に衝突したことは)新聞で見た」と答えると、キム議員は「長官から報告を受けなければならないことだ」と指摘したという。

これに関し大統領室関係者は「大統領専用ヘリ1機が損傷した事実は確かにある」としつつも「当時、大統領は乗っていなかった」「けが人はいない上、損傷の程度も軽かった」と説明したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「龍山もヘリ着陸は可能と言っていたのに。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領はまたうそをついたの?」「首相がメディアを通じて知るとはね。あきれた」「何の問題もない青瓦台を捨てて龍山に行ったと思ったら、今度はヘリを壊しただって?国民の税金を何だと思っているのか」「新しいヘリを買うとか、新たにヘリ着陸場を造るとか言ってまた税金を泥棒するつもりでは?」「尹大統領がおとなしく青瓦台に入っていればかなりの金額を節約できた」「今からでも遅くない。青瓦台に戻るべきだ」など尹政権への不満の声が多数上がっている。(翻訳・編集/堂本)