中国英字紙チャイナ・デイリーは26日、日中国交正常化50周年を祝福する鳩山由紀夫元首相による寄稿文を掲載した。

記事によると、鳩山氏は「50年前、両国指導者は両国国民の共通の福祉のために意見の相違を棚上げして国交正常化を推進し、模範とも言える知恵を示した」と言及。「当時の両国指導者は一衣帯水の隣国として安定した関係を築いてこそ、両国、ひいては東アジアの平和と繁栄が可能であると認識していた」と述べた。

その上で、「安定した日中関係は酸素のようなものであり、失われ始めた時に人々は初めてそれに気づく」とし、「日本と中国は国交正常化の初心を思い出し、今後50年間の両国の平和と発展を見据え、相互尊重、相互理解、相互支持を基に、二国間関係の安定に努めるべきだ」とした。

また、「近年、日本政府は米国政府と同様にイデオロギーの衝突を強調しているが、これは米中関係の(緊張)緩和にはマイナスだ。日本は米中の橋渡し役を果たすために、中国と緊密な交流を維持していかなければならない」としたほか、台湾問題について「日中首脳は50年前にどう処理するか合意に達していたが、一時期から日本は台湾問題でネガティブな動きを続け、二国間関係に深刻な害をもたらしている」と指摘した。

鳩山氏は「日本政府は日中国交正常化50周年を機に台湾問題における立場を明確にし、言葉と行動で一つの中国の原則を堅持することを明らかにすべきだ」との認識を示したという。(翻訳・編集/北田)