習近平国家主席は4日夜、上海市で行われた第5回中国国際輸入博覧会(CIIE2022、輸入博)の開幕式にオンライン形式で出席し、「開放的で繁栄した素晴らしい未来を共に切り開く」と題した挨拶を行った。新華社が伝えた。

習主席は「5年前、私が輸入博の開催を宣言したのは、開放を拡大し、中国の大市場を世界の大きなチャンスにするためだった。現在では、輸入博はすでに中国が新たな発展構造を構築するための窓口、高いレベルの開放を推進するためのプラットフォーム、世界が共有する国際公共財となった」と述べた。

習主席は「開放は人類文明が進歩するための重要な原動力であり、世界が繁栄し発展するために必ず通らねばならない道だ。現在、世界は百年間なかった大きな変動が加速しており、世界経済回復には原動力が不足している。我々は開放によって発展が直面する困難を和らげ、開放によって協力する力を結集し、開放によって革新の勢いを凝集し、開放によって共有する幸福を目指し、経済グローバル化が絶えず前進するよう後押しし、各国の発展の原動力を増強し、発展の成果がより多く、より公平に各国の人々に行きわたるようにする必要がある」と強調した。

また習主席は「中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)は、中国は対外開放の基本国策を堅持し、互恵・ウィンウィンの開放戦略を確固として実行し、経済グローバル化の正しい方向を堅持し、国内と国際という2つの市場の2種類の資源の連動効果を增強し、中国の新たな発展によって世界に新たなチャンスを絶えず提供し、開放型世界経済の構築を後押しすることを強調した」とし、次のように述べた。

■中国は、各国や各方面が中国という大市場のチャンスを共有するよう後押しし、強大な国内市場の構築を加速し、物品貿易の最適化と高度化を後押しし、サービス貿易の発展メカニズムを革新し、質の優れた産品の輸入を拡大し、 「シルクロード電子商取引」協力先行区を立ち上げ、国家サービス貿易革新発展モデル区を建設し、貿易の革新的発展を後押しし、「一帯一路」(the Belt and Road)の質の高い共同建設を推進していく。

■中国は各国や各方面が制度型の開放チャンスを共有するよう後押しし、ルールや規制、管理、基準など制度面の開放を着実に拡大し、新版「外資企業の投資奨励産業リスト」をしっかりと実施し、国家サービス業開放拡大総合モデル区建設の深化させていく。また、自由貿易試験区高度化戦略を実施し、海南自由貿易港の建設を加速し、改革開放総合試験プラットフォームの役割をしっかりと発揮していく。

■中国は各国や各方面が国際協力のチャンスを共有し深化させることを後押しし、世界貿易機関(WTO)改革交渉に全面的かつ深く関与し、貿易・投資の自由化と円滑化を後押しし、国際マクロ経済政策協調を促進し、グローバル発展の新たな原動力を共同で育成し、「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)」と「デジタル経済パートナーシップ協定(DEPA)」への加盟を積極的に推進し、世界に向けた高基準の自由貿易区ネットワークを拡大し、多くの発展途上国が発展を加速することを確固として支持・援助し、人類運命共同体の構築を推進していく。

習主席は最後に、「進むべき道は足元にあり、未来はその先にある。中国は各国と共に、真の多国間主義を実行し、より多くの開放的な共通認識を形成し、グローバル経済の発展が直面している困難と試練を共同で克服し、開放によって世界の発展に新たな明るい前途をもたらすことを望んでいる」と強調した。(提供/人民網日本語版・編集/AK)