2022年11月6日、韓国・聯合ニュースは「来年の韓国経済成長率が2%台を切る可能性を民間機関や経済専門家が相次ぎ指摘している」と伝えた。

記事によると、LG経済研究院のチョ・ヨンム研究委員、延世大学のキム・ジョンシク名誉教授は「来年の成長率2%台は難しい」との見方を示している。「輸出が鈍化し、物価上昇、景気低迷、利上げで内需と消費も期待ほどの回復は見込めそうになく、今は市場の状況も良くないため企業投資もかなり萎縮する可能性がある」「世界的な景気低迷、利上げの影響で輸出と内需が同時に停滞する非常に難しい状況が懸念される」と説明、不動産価格暴落の可能性も指摘している。

ハナ金融経営研究所、韓国経済研究院、フィッチ・レーティングスは、韓国の来年の成長率見通しを1.8%、1.9%、1.9%としている。国際通貨基金(IMF)は2.0%、経済協力開発機構(OECD)は2.2%、アジア開発銀行(ADB)は2.3%など、国際機関は2%台初めの見通しを示している。この他、韓国銀行は2.1%、韓国開発研究院(KDI)は2.3%としているが、KDIは近く、見通しを下方修正するとみられている。

もしも来年の成長率が1%台に下がれば、1998年のアジア通貨危機(マイナス5.1%)、2009年グローバル金融危機(0.8%)、20年新型コロナ(マイナス0.7%)などの大型危機を除くと、最も低い成長率記録となるという。韓国銀行が示した潜在成長率(2.0%)も下回ることになるが、韓国経済の年間成長率が潜在成長率を下回るケースは大型危機以外ではあまり見られることではないという。記事は「来年、韓国経済は事実上、大型危機と変わらない困難に直面する可能性がある」と伝えている。

秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政部長官が既に数回にわたり「来年は経済がさらに苦境となる」との見方を示しているように、政府も来年の経済は今年より苦しく、成長率も下回ると予想している。政府は来月、来年の経済政策と共に公開する経済見通しの中で、来年の成長率見通し(6月の発表では2.6%)を下方修正する計画だという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の就任からたったの6カ月で国はこんな状態だ」「どうしてこんな大統領を選んでしまったのか」「大統領が変わっただけでこの転落ぶり」「無能な大統領を選んだ代償を支払わされている」「あらゆる方面で国が駄目になっている」「5年後、韓国という国は地球上に存在しているだろうか?」など、嘆きのコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)