2022年11月28日、韓国メディア・毎日経済は「日本が福島第一原発の処理水を海洋放出すれば、済州(チェジュ)の水産物に天文学的な被害が生じると予想される」と伝えた。

済州特別自治道によると、済州研究院が4月29日〜5月2日に全国の1000人を対象としてインターネット上でアンケート調査を実施し、結果をまとめた。「日本政府が処理水海洋放出の方針を決定したことを知っている」と答えた人は95.7%に達し、海洋放出に対する考えを問う質問には、92.3%が「深刻だ」または「極めて深刻だ」と答えたという。

また、他の地域より特に済州で水産業(78.4%)と観光業(66.4%)への被害が大きいと予想された。海洋放出が行われた場合は水産物の消費を減らすと答えた人は83.4%に達した。済州産水産物の減少幅は46.9〜51.2%、平均49.1%と予想されており、昨年の済州の水産物生産額は9121億ウォン=約943億円)なので、年間被害額は4483億ウォンという推計になるという。済州島観光に関しても、48.6%が「済州島旅行関連の支出を減らす」と答えたという。

日本政府は来年4月に処理水の海洋放出を行うとしている。予定どおりに実施された場合、約7カ月後に済州に処理水が到達するとの研究結果が出ているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「済州地域だけの問題ではなく、地球全体の環境を破壊し全人類を徐々に滅亡させる行為だ」「福島の汚染された水は東海(日本名:日本海)ではなく太平洋に流される。なぜ声を上げてるのが韓国だけなんだろう。一番被害を受けるのは北海道、それからロシア、カナダ、米国じゃないの?」「なぜ国際社会は黙っているのか」「韓国の水産業は事実上、崩壊。食文化も変わってしまうかもしれない。魚、貝、のり、海藻、全ての海産物が嫌悪されるようになったら大変なことになる。国家レベルで阻止すべきだ」などの声が寄せられている。

一方で、「そもそもぼったくりがひどくて済州旅行なんて行かない(笑)」「処理水が済州に到達する前に、自由に海外旅行できるようになって、ぼったくり済州には誰も来なくなるさ」「韓国人は円安で日本に遊びに行ってるんだよ。処理水のせいで済州に行かないと思ってるのか?。ぼったくりのせいだろ」「済州に行く金があったら日本に行くよね」「日本に行って刺身を食べまくるよ」などのコメントも多数見られた。(翻訳・編集/麻江)