[東京 15日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の114.83/85円。

早朝の取引でドルは、株安を見込んだ短期筋の売りで一時114.62円まで下落した。仲値公示にかけては実需のドル買いも散見され徐々に値を戻し、朝方売った短期筋の買い戻しも手伝って、正午過ぎまでに114.88円まで上値を伸ばした。

ただ、FOMCの結果を今夜に控えて、短期筋も「115円台を買う気はない」(金融機関)とされる。

米原油先物<CLc1>は48.49ドル付近。

前日の取引では、サウジアラビアの増産や、石油輸出国機構(OPEC)が月報で減産合意にもかかわらず原油在庫の増加が継続したことを明らかにし、非加盟国の今年の生産量見通しを上方修正したことなどを手掛かりに、一時47.09ドルまで下落し、2カ月半ぶり安値を付けた。

前日の原油安は米長期金利の低下をもたらし、ドル/円は114円半ばまで下押しした。

「原油安ならドル買いというこれまでパターンもあるが、今は、原油安が新興国や資源国に対する不安を招きやすい。まだ、そうなってはいるわけではないが、原油安でリスク回避の円買いというパターンも今後はありうるだろう」とFXプライムbyGMOの常務取締役、上田眞理人氏はみている。