[東京 20日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の111.57/59円だった。株価が高値圏で推移するのを眺めて底堅さが意識されたものの、111円半ばでの小動きが中心で方向感は出なかった。

午後のドル/円は、111円半ばを軸にした小動きが続いた。株価が大引け前に上げ幅を縮小した場面ではドル/円も上値が重くなり、一時111.56円に弱含んだ。

前日は米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派寄りな発言を手掛かりにドルが上昇する場面があり、引き続き要人による発言で動意が出る可能性が意識されている。

6月米連邦公開市場委員会(FOMC)はタカ派寄りと受け止められたが、米経済指標はさえない数字が多いとして「タカ派スタンスはデータの裏付けに乏しい印象。市場は半信半疑」(邦銀)とされる。

もっとも、今週は重要指標の発表に乏しいこともあって、タカ派発言が伝われば素直にドル買い反応が出やすいとされる。

きょうはフィッシャーFRB副議長やローゼングレン・ボストン連銀総裁、カプラン・ダラス連銀総裁の発言機会がある。

前日はこのところ弱さが目立つ米経済指標の発表もない中で、ニューヨーク連銀のダドリー総裁のタカ派的な発言を手掛かりに、対ドルでそれまで溜まっていた円ロングやユーロロングの巻き戻しが進み、ドルが全般に上昇した。

この流れを引き継いだ午前の東京市場では、じわじわとドル買いが広がり111.77円と、今月2日につけた直近の高値(111.71円)を上抜けた。しかし、仲値公示を通過すると、ドルは上昇力を失い、111.62円まで軟化した。

「短期筋のドル買い戻しも一巡したもようだ」(外銀)との声が出ていた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 111.57/59 1.1157/61 124.49/53

午前9時現在 111.69/71 1.1143/47 124.46/50

NY午後5時 111.52/54 1.1148/49 124.31/35

(為替マーケットチーム)