[ワシントン 17日 ロイター] - 米テスラ<TSLA.O>の2016年型電気自動車(EV)が15日に米ミネソタ州で衝突事故を起こした問題で、運転手が自動運転機能は使用していなかったと説明していることが同社が17日に公表した電子メールで明らかになった。

同州カンディヨーハイ郡保安官事務所は16日に出した声明で、この運転手が自動運転機能に切り替えた際に自動車が急加速し、その後転覆したと主張したと明らかにしていた。運転手と4人の同乗者が軽傷を負った。事故の報道を受けてテスラの株価は下落した。

ただ、テスラの発表によると、同運転手は保安官事務所宛のメールで、事故が起きた際に自動運転機能は使われていなかったと記憶していると表明。「テスラや自動運転機能に責任を押し付けるつもりはない」とした。

テスラは発表文で「自動運転機能が設計上意図されていない形で機能したと考える根拠はない」と強調した。

テスラを巡っては、米フロリダ州で昨年5月に同社製「モデルS」のドライバーが自動運転モードを使用中にトラックに衝突し、死亡する事故が発生している。米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は1月に同機能の欠陥を示す証拠は見つからなかったと発表している。