[フランクフルト 18日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が18日公表した四半期調査で、ユーロ圏の銀行が第3・四半期に貸し出しを拡大する見通しが明らかになった。住宅ローンや企業向け融資、消費者向け融資の基準緩和が見込まれている。

第2・四半期は貸出需要の拡大が続き、大半の部門で融資基準が緩和された。ECBによると、銀行間の競争激化とよりコストの低い資金へのアクセスが背景。

ECBは「第2・四半期の企業向け融資の基準緩和の主因は競争圧力」と指摘。

一方で「家計向けの住宅融資や消費者向け融資、その他の家計向け融資については、競争圧力やリスク認識が基準緩和に影響した」との見方を示した。

国別ではイタリアとドイツで企業向け融資のアクセスが最も緩和された。住宅ローンはオランダとイタリアでの基準緩和が目立った。

家計向け・企業向けともに、貸し出しは依然として金融危機以前の増加ペースの半分に至らない状況にとどまっている。

調査は6月12─27日に142行を対象に実施された。