[東京 19日 ロイター] - 東芝メモリー事業の合弁相手で、同事業の買収に関心を示している米ウエスタンデジタル<WDC.O>のスティーブ・ミリガン最高経営責任者(CEO)が来日していることが18日、わかった。今月初めに人事が決まった経済産業省幹部との面会が目的という。

同事業の売却については、東芝<6502.T>が経産省の主導で組成した産業革新機構などの「日米韓連合」を優先交渉先として選定したが、連合内での出資の方法や、WDが同社の同意なく他社へ売却するのは契約違反として仕掛けている差し止め訴訟などが障害となり、最終契約には至っていない。

WDは同事業買収になお強い意欲を示しており、6月27日には米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)<KKR.N>との共同で新たな買収案を東芝に提示した。関係者によると、WD側は「日米韓連合」に加わっている産業革新機構や日本政策投資銀行との連携も目指す方針という。

関係者によると、ミリガン氏が東芝側と接触するかどうかは未定。WD側は同氏の来日は認めているが、今回の目的や経産省幹部との面会など詳細については明らかにしていない。

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