[ロンドン 18日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は18日、英消費者物価指数(CPI)の伸びが6月は鈍化したものの、大きな視点で見れば物価を巡る状況は大きく変化していないとの見解を示した。

英国立統計局(ONS)が発表した6月の英消費者物価指数(CPI)は前年比2.6%上昇となり、前月の2.9%から鈍化。上昇率の鈍化は昨年10月以来初めてで、エコノミスト予想の2.9%も下回った。

カーニー総裁はこれについてスカイ・ニュースに対し、欧州連合(EU)離脱決定以降の英ポンドの下落がなおインフレ押し上げ要因となっていると指摘。インフレ率は当面は目標を上回る水準で推移するとし、「今回のCPI統計の結果はこうした見方と整合している」と述べた。

英中銀のインフレ目標は2%。英ポンドの下落は一時的なものとの見方から、これまでのところインフレ率が目標を上回っていることに対応して利上げに踏み切っていない。