<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点より小高い112円前半。20日に欧州中央銀行(ECB)理事会や日銀の金融政策決定会合を控える中で目先の手掛かりに乏しく、112円付近での小動きが続いた。株価や米金利が持ち直した場面では、ドル/円もやや強含んだ。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米株はまちまちだったものの、為替が1ドル=111円台後半まで円高に振れ、主力輸出株が売られた。指数は2万円を下回る場面があったが、内需関連株に押し目買いが入り相場の下支えとなった。為替も112円台を回復したことで小幅高で推移し、2営業日ぶりに2万円台を回復して引けた。東証1部の売買代金は2兆円をやや上回ったが、出来高は16億株と低調だった。

東証1部騰落数は、値上がり1136銘柄に対し、値下がりが760銘柄、変わらずが127銘柄だった。

<短期金融市場> 17時06分現在

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.055%になった。準備預金の積み初期で資金調達意欲は強くなく、マイナス0.045─マイナス0.070%を中心にやや広いレンジで取引された。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最高落札利回りはマイナス0.1082%、平均落札利回りはマイナス0.1106%と前回(最高:マイナス0.1033%、平均:マイナス0.1082%)に比べていずれも小幅低下した。

<円債市場> 

国債先物中心限月9月限は前日比4銭安の150円13銭と小反落して引けた。前日の海外市場で、米医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の成立が厳しくなったとの見方から、米債が上昇した流れを引き継いで、朝方は買いが先行した。ただ、19─20日の日銀金融政策決定会合、20日のECB理事会と、日欧の金融政策イベントを控えて上値を買い進む動きは見られずに軟化し、午後にかけて小幅安での推移が続いた。現物市場は長期・超長期ゾーンを中心に軟調。前週から買い進まれてきたため、いったん調整売りが出た。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp高い0.070%に小幅上昇。一方で中短期ゾーンは底堅く推移。流動性供給(対象:残存1年超5年以下)入札結果が順調となり、買い安心感が出た。