[19日 ロイター] - <為替> ドルが対円で6月27日以来となる111.56円の安値をつけた。一方、対ユーロでは、前日つけた約1年ぶりの安値から回復。市場は日銀と欧州中央銀行(ECB)の金融政策会合待ちで、最近の円・ユーロ高基調が日欧の金融政策見通しにどのような影響を与えるのか、手掛かりを求めている。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。食品事業の売却が好感された日用品メーカーのレキット・ベンキーザー<RB.L>が値を上げたほか、住宅建設株も好調だった。

レキット・ベンキーザーは1.6%上昇し、3週間ぶりの高値をつけた。食品事業を42億ドルで米調味料大手のマコーミック<MKC.N>へ売却するとの発表が好感された。

レキット・ベンキーザーがけん引する形でFT350種日用品・家庭用品株指数<.SXQP>は1.34%上昇した。

住宅大手のバラット・デベロップメンツ<BDEV.L>とパーシモン<PSN.L>は2.4%と2.3%それぞれ値上がりした。リベラムのアナリストらが住宅建設部門に前向きな見方を示し、両社の目標株価を引き上げた。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。テクノロジー株指数が10カ月ぶりの大幅な伸びを示した。この日は全部門がプラス圏となった。

STOXX欧州600種テクノロジー株指数<.SX8P>は2.12%上昇し、2016年9月以来、10カ月ぶりの大幅な伸びとなった。個別銘柄では半導体製造装置大手のオランダASML<ASML.AS>が5.8%上昇し、部門の値上がりをけん引した。製造会社からのメモリチップの需要が底堅く、第2・四半期利益が市場予想を上回った。同業のASMインターナショナル<ASMI.AS>とSTマイクロエレクトロニクス<STM.PA>も連れ高となった。

上半期利益の伸びが好調だったスイス製造会社ジョージフィッシャー<FIN.S>は13.3%上昇した。第1・四半期売上高が底堅かったフランスのビデオゲーム開発・販売ユービーアイソフト<UBIP.PA>は10.1%高だった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 国債利回りがやや低下した。ユーロ圏のインフレが低迷するなか、欧州中央銀行(ECB)は20日の理事会では緩和策の大幅な縮小を示唆しないとの観測が出ていることが背景。

米国で年内あと1回の利上げに対する観測や、トランプ米大統領が掲げる拡張的な財政政策に対する期待が後退していることも利回り低下の要因となっている。

欧州連合(EU)統計局が今週発表した6月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)改定値は前年比1.3%上昇と、速報値および市場予想と一致したものの、伸びは4月の1.9%、5月の1.4%から鈍化。ECBの目標をなお大きく下回った。

このほか前日の外国為替市場ではユーロ<EUR=>が対ドルで約1年ぶり高値を更新。INGの金利ストラテジスト、ベンジャミン・シュローダー氏は「ユーロ高を受け、ECBが過度にタカ派的な見解は示さないとの観測が広がった」としている。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]