[東京 20日 ロイター] - 東証1部の時価総額が20日、2015年8月18日以来、1年11カ月ぶりに終値ベースで600兆円を上回った。

日経平均<.N225>は2万円前後でもみ合いを続ける一方、TOPIXは年初来高値を更新。世界的な株高の流れが日本にも押し寄せている。

東証1部の時価総額(普通株ベース、政府保有分を除く)は、「チャイナ・ショック」前の2015年8月10日の609兆5652億円が過去最高。英国のEU(欧州連合)離脱を問う国民投票を受けた16年6月24日には448兆円まで減少したものの、米大統領選後に株価は反転し、時価総額の回復につながった。

足元では米国株が過去最高値の水準にあるほか、MSCI世界株指数<.MIWD00000PUS>が7月19日まで9日続伸。世界的な株高の流れがTOPIXの底上げに寄与した。もっとも国内では内閣支持率低下が報じられ、「海外投資家が買いを入れている雰囲気を感じられない」(国内証券)との声も聞かれる。

(長田善行)