[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米国株式市場は小幅安。米ゼネラル・エレクトリック(GE)の低調な決算が嫌気されたほか、エネルギー株は原油安に追随する格好で下落した。連日最高値を更新していたハイテク株にも売りが出た。

GEは2.9%下落し、2015年10月以来の安値を更新。第2・四半期決算は60%近い減益となり、通年の利益とキャッシュフローが従来見通しの下限になると予想した。

同業のキャタピラー<CAT.N>や3M<MMM.N>も連れ安となった。

反面、ハネウェル・インターナショナル<HON.N>は約1%上昇し、最高値を更新。第2・四半期決算が予想を上回ったほか、通年利益見通しの下限を上方修正した。

アルコスタ・キャピタル・マネジメントのエリック・オームスビー氏はこの日の株価動向について「ここ数週間好調だったことや、決算が消化されていることが背景にある」と指摘。「GEの決算はまずまずだったが、見通し引き下げが株価への重しとなった」と述べた。

S&P500エネルギー株<.SPNY>は1%超下落。7月の石油輸出国機構(OPEC)生産量が増加する見通しとのコンサルタント会社の報告書を嫌気し、原油相場が約3%下落したことに追随した。

過去2日連日最高値で引けたS&P500ハイテク株<.SPLRCT>は反落。

マイクロソフト<MSFT.O>は0.6%安。前日引け後に発表した第4・四半期決算はクラウド・コンピューティング事業が好調で売上高と利益が市場予想を上回ったものの、株価は下げて引けた。

キャピタル・ワン<COF.N>は8.6%高。1日としては約8年ぶりの大幅高となった。第2・四半期はクレジットカード・ローンや純金利収入の伸びが寄与し、収入と利益が予想を上回った。

ビザ<V.N>は1.5%上昇。通年の利益見通しを上方修正しことが材料視された。

週足では、S&P総合500種<.SPX>とナスダック総合<.IXIC>が3週連続で上昇した。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では下げ銘柄が上げ銘柄を上回り、比率は1.09対1だった。ナスダックも1.46対1で下げが上げを上回った。

米取引所の合算出来高は約57億3000万株で、直近20営業日の平均である63億1000万株を下回った。

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