[東京 24日 ロイター] - 正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の111.01/03円だった。一時110円後半へ下落したが、その後は値ごろ感から国内勢のドル買い/円売りが出て持ち直した。

朝方110.10円台で推移していたドルは、午前9時過ぎにかけて110.77円まで下押しした。米国の利上げペース鈍化やトランプ政権の政治リスクなどが警戒された前週の流れを引き継ぎ、短期筋がドル売り/円買いで参入したもよう。

このところ、日本と主要国との金融政策の方向性の違いが意識され、円売りが進んできた。きょうは「利益確定も含めて円が買われている」(国内金融機関)との声も出ていた。

110.77円をつけた後は下げ渋り、正午にかけて111円を回復した。「国内輸入企業や機関投資家などからそこそこ買いが入っていた」(同)という。

ただ、市場では「国内勢はドル買いに対して自信を持てていない」(邦銀)との声も聞かれた。今週は26日にトランプ・ジュニア氏が上院司法委員会で証言する予定。米大統領選へのロシアの干渉疑惑やトランプ陣営とロシアの共謀の可能性について質問される見通しで、疑惑が一層強まる可能性が警戒される。