[ロンドン 24日 ロイター] - IHSマークイットが発表した7月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は55.8で、6月の56.3から低下した。ロイター調査の予想中央値は56.2だった。

指数は50が景気の拡大・悪化の分かれ目となる。

IHSマークイットの首席ビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「依然として堅調で、幅広く持続可能な上向き傾向が示された。勢いはやや鈍化したものの、懸念するには尚早だ」と述べた。

同氏によると、PMIのこの水準が維持されるなら、第3・四半期の国内総生産(GDP)は0.6%増となり、今月実施されたロイター調査の予想の0.4%増を上回る見通し。第2・四半期は0.5%増と予想されている。

産出価格指数は51.8から51.7に低下し、1月以来の低水準だった。同指数の低下は2カ月連続となる。

サービス部門は6月のペースを維持し、PMIは55.4で変わらず。予想は55.5だった。新規のビジネスはやや鈍化したものの依然堅調で、サブ指数は54.9。前月は55.1だった。

製造業PMIは57.4から56.8に低下し、予想の57.2に届かなかった。生産指数は58.7から56.9に低下した。

ただ、残務水準を示す指数は約7年ぶり高水準だった6月と同じ56.1で、現場の多忙ぶりが明らかになった。