[東京 26日 ロイター] - アドバンテスト<6857.T>が26日発表した2017年4─6月期(第1四半期)の連結業績(国際基準)は営業利益が前年同期比61.2%減の22億円だった。中国のスマートフォン在庫調整の影響で関連する半導体メーカー向けの試験装置の新規需要が伸び悩んだ。

18年3月期通期は営業利益が前年比29.4%増の180億円とする従来予想を据え置いた。トムソン・ロイターがまとめた予測平均値205億円を12%下回っている。

4─6月期の売上高は前年同期比横ばいの406億円、同受注高は12.8%増の494億円だった。吉田芳明社長は記者会見で「受注は思ったよりも来た。売り上げは徐々に上がっていくイメージだ」などと述べた。

中国市場のスマホの在庫調整について吉田社長は「一巡した」と指摘。年末に向けて米アップル<AAPL.P>のiPhone(アイフォーン)の新機種が発売される観測で、同氏は「それに合わせて中国メーカーも新たにスマホを投入し、その高機能化に合わせた形でテスター需用も伸びると期待している」と述べた。

(浜田健太郎)