[26日 ロイター] - 米フェイスブック<FB.O>が発表した第2・四半期(6月末終了)決算は、利益と売上高がいずれも市場予想を大幅に上回った。動画広告に注力する戦略が奏功し、モバイル広告収入が大きく伸びたことが寄与した。

決算発表を受け、株価は時間外取引で1.6%高の168.25ドルと、過去最高値を付けた。

売上高は44.8%増の93億2000万ドル。

株主帰属の純利益は38億9000万ドル(1株1.32ドル)と、前年同期の22億8000万ドル(同0.78ドル)から増えた。

トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた市場予想は、売上高が92億ドル、1株利益が1.13ドルだった。

広告収入は84%増の91億6000万ドル、このうち87%をモバイル広告が占めた。広告収入は、調査会社ファクトセットがまとめたアナリスト予想の90億2000万ドルを上回った。

デビッド・ウェーナー最高財務責任者(CFO)は電話インタビューで、「われわれはモバイルで引き続き強みを発揮している」と強調。「より多くの資金をモバイル広告に振り向ける傾向が示されており、今後もそれが続くと予想している」と述べた。

また、フェイスブック上の友達の投稿を紹介する「ニュースフィード」が好調な業績のけん引役になっていると説明。傘下の写真共有アプリ「インスタグラム」の貢献度も増していると語った。フェイスブックはインスタグラムが売上高に占める割合を公表していない。

6月30日時点の月間利用者数は約20億1000万人と、前年同期比17%伸びた。

ニュースフィードで配信する広告の数は、掲載可能水準の限界に近づいており、投資家はフェイスブックが他の広告収入源を確保することを望んでいる。

同社は、試験的に開始した「メッセンジャー」での広告配信を、傘下のメッセージアプリ「ワッツアップ」で今後どのように広告を展開し、収益につなげるかをみる上での参考にしている。

ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け電話会議で、これらのサービスにおける収益化はまだ初期の段階だと説明した。「もう少し速いスピードでの進展を望んでいるが、長期的にはうまくいくと確信している」と語った。

*内容を追加しました。

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