[東京 28日 ロイター] - 総務省が28日発表した6月の完全失業率(季節調整値)は2.8%に改善し、2カ月ぶりに3%を割り込んだ。厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)は1.51倍となり、前月から0.02ポイント上昇。43年4カ月ぶりの高水準となった。

完全失業率は、ロイターの事前予測調査で3.0%と予想されていた。

季節調整値でみた6月の就業者は前月比12万人増の6531万人だった。完全失業者は同16万人減の189万人。非労働力人口は同4万人減の4373万人となった。

この結果、完全失業率は2.8%となり、今年2─4月に3カ月連続で付けた1994年6月(2.8%)以来の低水準に並んだ。人手不足感の強まりを背景に完全失業者が減少する一方、就業者が増加、就業率も上昇を続けている。労働需給の引き締まり傾向が続いており、総務省では「雇用情勢は着実に改善している」と判断している。

有効求人倍率は、ロイターの事前予測調査で1.50倍が見込まれていたが、結果はこれを上回った。有効求人数は前月比1.5%増、有効求職者数は同横ばいだった。新規求人倍率は2.25倍と前月から低下した。

*内容を追加しました。